市内昭栄橋の雪景色
真っ白な雪、クリスマス、お正月、子供の頃に味わった冬景色も今はすっかり変貌してしまい、暖冬という言葉も耳慣れてしまうほど、季節のずれをつくづく感じます。
雪のないお正月、ぽかぽか陽気の中でのゴルフなど、思いもよらなかったのに、暖冬異変なんですね。

お正月も終わり、半ば過ぎ頃になると、この温かさも一変して白い魔人が猛然と襲ってきます。




この地では1月15日を小正月と呼び、元旦より盛大に祝ったものだそうです。今もその名残でしょうか、八幡宮に商工業の方が大ローソクをあげ(献灯祭)家内安全、商売繁盛を祈念しております。
産物は鍛治屋町ですから大工道具(鋸、鉋、鑿)、家庭金物(包丁、鋏)の類です。
市史によりますと、この日だけは男性が女性に代わり、家事全般を受け持ったそうです。
まさに女性にとっては特別の一日だったようですね。このことから女正月とも言われていたようです。奉公人は薮入りと言って実家に帰ったそうです。


八幡宮献灯祭

鬼おどり
(本成寺節分の様子)
夜来の雪で積もった路地や車上の除雪、余分の仕事が増えるのも例年の事です。
待ちくたびれたスキーヤーの車で道路の渋滞が慢性化するのもこの時期。
ゲレンデにカラフルなスキーヤーの花が咲くのも冬の風物、目を楽しませてくれますね!
見渡すかぎり白一色、寒々とした何の変化も感じられない平野はじっと春の到来を待つのです。
二月立春には、法華宗総本山の本成寺にて節分の行事が盛大に執り行われます。
赤、緑、黄、の大鬼めがけて「鬼は外!福は内!」と大きな声で豆をまき、鬼共々に一年の厄を払う一大行事です。
大きな鉄棒を振りかざして暴れ狂う大鬼の形相は凄まじく、ダイナミックな絵巻物です。
おそく降り積もった雪も、三月の声を聞けば厳しさも溶けまた、麗らかな春を迎えます。
このような厳しい冬があるから春のぬくもりや恵みを満身に受けとめることができるんですね。